県産材を生活に取り入れる(製品関連)
天然資源の木は、捨てるところがありません。
伝統工芸品である輪島塗りをはじめ、アイデア次第でさまざまな製品作りをバックアップしています。
- 県産材商品紹介
- 表彰を受けた商品紹介
- 県産材使用商品取扱事業者
森シリーズ
(バッグ、ファイルケース、マスクケース)
製造者:株式会社谷口
住 所:金沢市駅西新町
材 料:県産ヒノキ
特 徴:同社開発の特殊技法による「ミシンで縫える木」を活用した独創的な製品
森シリーズは同社が開発した特殊技法で「木を柔らかくし、ミシンで縫える木で製作した商品です。全て天然の木(間伐材を含む)を使用し、環境に配慮したエコ商品です。持続可能な開発目標であるSDGsが世界で取り上げられている中、その目標の中で「12 つくる責任 つかい責任」、「15 陸の豊かさも守ろう」に取り組んでいる商品です。サステイナブルな素材を使用したこれらの商品はほのかな木の香りがし、バックについては全自洗濯機で数十回の洗濯脱水にも耐え、約5~7kgのものを入れることも可能です。
KIDSチェア
製造者:(株)町八家具
住 所:石川県白山市鶴来今町181
材 料:県産スギ
特 徴:県内で唯一、圧縮加工により強度を高めた県産スギを活用した家具
周りの山はスギばかりですが、スギは建築用材として古くから使われていますが、家具用材としては木目の美しさや質感は認められながらも、硬さなどに問題があり不適とされてきました。KIDsチェアは、背板と座板に地元産スギの圧縮材を使うことで、スギの柔らかさを生かしながら、傷がつきにくい仕様となっており、あたたかい手触りを生かしてお子さまに安全な丸みを帯びた優しいデザインのスタッキングチェアです。0歳から5歳児までの年齢に合わせたサイズを展開しています。
石川県木材利用推進協議会について
石川県木材利用推進協議会は、森林の役割と木材の良さを広く知ってもらい、木材の需要拡大を目的に活動しています。
当サイトは、その活動の一つとして木材の魅力を配信しています。
日本は、先進国の中では有数の森林大国です。
その森林の中核は終戦後に植えられた人工林で、すでに伐期を迎えるまでに成長しています。
石川県内の人工林においても、その多くは利用可能な状態に達しています。
木材を利活用することにより、森林の持つ公益的機能がより発揮され、バランスの取れた循環型社会が構築されるとともに、森林・林業・木材産業の活性化が図られます。
また、住宅分野では消費者の安全や安心に関する関心の高まりから、県産材へのニーズが高まっています。
このことから、協議会では、木材を生産する森林組合から住宅を建築する業界団体までがメンバーとなり、県産材の住宅分野での流通拡大に向けて協議を行っています。